日々感じることを綴りながら”今”を味わっていたい、自然の移ろいをなぞりながら美しさをたくさん見ていたい、そんな気ままな日記です。yogaのこともときどきは。

突然、ロケットストーブ

我が家に突然ロケットストーブがやってきた。数日前のこと。 急に夫が「ロケットストーブを作るぞ!」と言い出して、何がスイッチを押したのかちょっと分からなかったけれど、前からロケットストーブが欲しかったので喜んで「いいねいいね!」と合いの手を入れておいたら、その会話から数日後、仕事から帰宅してきたその手にストーブが。 

職場の廃材で仕事の合間に作ったらしい(仕事もちゃんとしているはずです)。材料を買わずに作るという点が彼のこだわりのようで、あるものでどんな風にできるか考えてやってみるのが楽しいところと言っていた。そういう視点はわたしも大切にしたい部分ではあるけれど、技術に限界があるのでこういう風に形にできるのはうらやましいと思ったり。同時にわたしにない部分を補ってくれるのはありがたい気持ちも。何でもできるようになれるのは面白いけれど、全て”自分で”という枠を作るのはまた違うようにも思うのだ。お互い力を出し合って。そんなことを改めて感じさせてもらえた。


そんなこんなで点火!

廃材ということで最初のうちケミカルな匂いと煙が出てしまって、環境とご近所さんに申し訳ない気持ちになった。それから溶接部分が燃えたりしてドキドキもした。想像していたよりも点火~燃焼がスムーズでまたたく間にゴーっという音と火の勢いが上がる。抜け口のダクトが小さいので(そこの設計を次回改善してほしいです)不安定なのだけれど、ひとまずいつも七輪で使う網を置いて、やかんくんを置く。買ったばかり(石油ストーブに使っていたやかんくんが割れてしまったので最近購入したところだった。ぴかぴか、つるつる)のコールマンのやかんがあっという間にすすだらけで一気に味わい深くなる。ストーブに置くときよりも明らかに短い時間でお湯が沸く音がして、いつもは出ない勢いで湯気がシューッと上がって、そういう変化に二人で興奮。本物の火の、人を魅了する力は不思議だ。太古の記憶と言ってしまえば陳腐なものだけれど、火を見るとそれ以外に理由はないように感じる。

そのまま放置しておくのももったいないので、そのお湯でコーヒーを淹れた。ストーブの様子を見ながらお互いに思い思いに過ごす。そのうちに日が暮れはじめて寒くなってきたので、最後の火の番は彼に任せてわたしは夕飯を作るのに台所に立った。野菜を切る手を止めて窓の外を見ると、彼が空を見上げていた。上弦のお月様を見ていたのかな。その背中になんとなく哀愁が漂っていたのがおかしかったけど、同時になんだかとてもほっとした。何気ない日常、それがやっぱり好きで大事にしたいなと思った。


次回はいつ点火されるのかロケットストーブ。それまでに火の有効活用について考えておこうと思う。


kohiru life

地球と深呼吸、心地よく健やかに nature / yoga / life