リトリートのこと

来月久しぶりにリトリートを開くことになっている。4回目のリトリートとなる今回は久しぶりの開催でおよそ1年半ぶり。だいたい春と秋の年2回のペースでやっていて、定員は6名と小さな会だけれど、できればながーく大切に育てていきたいと思っている。

リトリートのきっかけはやっぱりなんと言ってもまいちゃんが新たな場所を得たということが大きい。山水ラボのあの場があってこそできることで、そして何より日々まいちゃんたちがそこで暮らしているということは大きなポイント。わたしは人が自然とともに美しく暮らす場所が好きでとても惹かれるし、そしてそれは人間の根源的な欲求なんじゃないかと思っている。自然の恵みや豊かさ美しさ、そして与えてくれる安らぎは他の何にも代え難い。山水ラボはまいちゃんたちの暮らしの場で、色んな豊かなエッセンスがつまっているので、そういう場でリトリートができることになってよかったなーとしみじみいつも思う。

初めてのリトリートをやろうとなった頃にばななちゃん(作家の吉本ばななさん、敬愛を込めてこう呼んでいる)の「花のベッドでひるねして」という本を読んでいた。その中で「うっとりと花のベッドに寝ころんでいるような生き方をするんだ。もちろん人生はきつくてたいへんだし様々な苦痛に満ちている。それでも心の底から、だれがなんと言おうと、だれにも分からないやり方でそうするんだ、まるで花のベッドに寝転んでひるねしているみたいに。いつだってまるで今、そのひるねから生まれたての気分で起きてきたみたいな。」という文章があって、それを読んだときに漠然とリトリートはこんな時間になったらいいなと思った。

どこまで皆さんをご案内できるか、いつもワクワクそしてドキドキするのだけれど、でもはじまる前にはラボの自然や集って下さった方とのご縁への信頼がそれを助けてくれて、終わったときにはすーっと何か気持ちのいいものが流れた感覚があって、まるっときれいな輪が閉じられる感じがする。

久しぶりの今回もどんな風に時間が過ぎていくのかわたし自身も楽しみにしている。