日々感じることを綴りながら”今”を味わっていたい、そんな気ままな日記です。

ドクダミよ、こんにちは


10日ほど九州の実家に帰っていた。九州はまだまだ夏の盛りのようで朝から暑くて夜になっても暑さが冷めないほどだった。奈良に帰ってきてもその晩は蒸し暑くて、まだまだこちらも夏だなと思っていたら翌朝起きてみるとすっかり秋の気配がやってきていて驚いた。同時に一番はじめに秋の気配を見つけた時のあの嬉しさを逃してしまったことを心から残念に思った。

涼しさに誘われて庭の草取りをする。夏の間はほどほどに雑草たちとの追いかけっこが続く。多少は鬱蒼としているくらいが夏の庭らしいと思うので、気になる大きな草を抜いたり、隠れてしまった花壇や敷石の輪郭をはっきりさせてなんとなくめりはりをつける。

オヒシバやらメヒシバやらをどんどん抜いていると生えたてらしい小さくて柔らかなドクダミに手が届く。ふとドクダミをお茶にしてみようかなと思った。ドクダミと言えば身近な野草ナンバーワンと言っても過言ではないくらいによく知られた植物だけれど、姿も香りもあまり好みではないし、陰性が強くて体を冷やす作用も強いので、これまで親しくなりたいとも思わなかったけれど、その小さなひとを見ていたら、これだけ庭のあちこちに生えているのもご縁だし、最近よくその名前を聞くし、一度お見合いのような気持ちで出会ってみようかと思った。それでもやっぱり単体よりもブレンドだなと感じたので、ドクダミの香りをイメージして何を合わせるか探ってみるとミントと相性が良さそうな気がしたので、庭の片隅で勢力を伸ばしつつある和ハッカを合わせてみることにした。

お試しに会ってみて、良さそうだったらまた会ったらいいじゃない、という感じで少しずつ摘む。ざぶざぶと洗ってザルに並べて外に出したとたんに太陽が顔を隠してしまった。カラカラになるくらいに乾かすのか、少ししんなりするくらいがいいのか、様子を見つつ決めようと思う。

それから思い立って調べてみるとドクダミは茎まで全草使えるらしい。葉っぱだけを残してしまったけれどもったいないことをしてしまった。薬効も色々とあるようだけれどそれはひとまずおいておいて、まずはシンプルにどんな風に体に入ってくるのか、どんな風に感じるのかをじっくり味わってみようと思う。

と、そんな風に思いながらももうすでに頼もしい新しい仲間を得た喜びが心の片隅にあるのも感じているのできっとあたしは気に入るに違いない。そんな予感がしている。


追記:夏の終わりのドクダミは香りが少し弱い感じがした。やはり夏前の全盛期が一番香りは強いのだろう。ミントとの相性はよかったけれど、ミント少しにドクダミ沢山がちょうどいい。







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